過ち

わかってもらえぬならと

頑なに閉ざしていた心も

もはやほどけていった

 

なのに

過去の多くの関係性

放置しているだけで

本当は硬いロープの瘤のように

固まっている

 

謝るべきなのか

過ちは何だったのか

混沌としたまま

流されていく

 

 

 

 

流れる

変化を乗り越え

激務をこなし

やっとたどり着いた平安な日々

こんな平穏が続けばいいと思った矢先

その安逸を罰するように押し出される

運命を切り開いていくというのなら

判断が間違っていたとは言いたくない

またいつものことだが

流れに翻弄されどこに行くのか

どこまで行っても自分

ただ自覚的に生きたい

 

教室で提出した詩を先生に講評していただきました。
手書きで書きなぐったようなそれ。勢いで書いて、推敲もその場で条件反射的にしかできていない。例えば会話だと推敲したくても、流れがあるから立ち止まって深くは言葉を練ることができない。自分にとってはそれに似ていて深く考え込むと口ごもってしまい、いつまで経っても言葉は出てこなくなる。いきおい衝動的に出てくる言葉を捉えて、表に出す。そこには自分なりのフィルターがかかっている。いかに効果的に言葉を発するか、それ以前に自己の、世界の根源を掴み取りたい。推敲することと詩の勢いといったものを両立させることが課題だ。
それにしても言葉は難しい。広がりを持たせたいが空虚になりたくない。希望を歌いたいが騙されるなと冷水を浴びせたい。多くの矛盾に悩みながら生きていることが詩そのもの。人は詩の塊を胸に抱えて生きているのです。