出会いと別れの季節

何時だって会えると思ってたし
もう二度と会わないだろうと思ってた。
何時だって行けるだろうし
もう再び行くことはないだろうと思ってた。
限りある人生の中で
心を封じ込めて
どうにも成らなさに
心は引き裂かれていた。
もうどうしたって戻れない
場所に立っている。
戻りたくて戻れないのか
戻りたくなくても
忘れ難いのか
分からぬままに。