2020-07-04 希望ばかりじゃない 詩 恋の歌を口ずさんだり 緑の野原を思い浮かべたり つないだ手のぬくもりを思い出したり やりたいことを並べ上げたり なんとか虚しさから逃れたいんだが 頭の中は白く上書きされ 痛みから逃れられない 恐怖を見てしまう
2020-06-08 蛍 詩 生ぬるい風が吹く夜道を歩く こんな夜は蛍が飛びそうだと 暗闇に目を凝らしてみるが こんな大きな川沿いに 蛍がいるはずもなく ただ思い出の光が 脳裏によぎる 淡い光は 今でも あるか