余裕が無い時

人に構っておれず

心の扉は閉まる

許容範囲が狭くて

少しの差異に耐えられず

心を閉ざす

その間も世間の時間は流れ

再び扉を開けた時

失った時間に声を失う

 

それでも生きてきた

 

誰でも持つ扉

 

薄く開けて外を覗う