平気なふりしてるけど、顔がない。気づいているのか？聞こえてるのか？取り戻せ、顔を。取り戻せ、声を。平気なふりしてるけど、足がない。気づいているのか？聞こえてるのか？取り戻せ、足を。取り戻せ、声を。本当に生きているって、心から思える。そうだ…

だんだん疲れがたまって、もうやめたい気分。歩くように前に向かって行けたら、何とかつづけられるかな？どんどん歩いて行ったなら、目的地は近付いてきてる。これだけ重い荷物に、体は悲鳴を上げている。いつまでこの長い道を、進めばいいんだろう。どんど…

雨が静かにガラス窓を叩く。 何も難しいことはない。 ただ雨が降ってる。 本当に何だか、いろんなことを思い出してしまう。 もう外はうす暗いから、今日はどこにも行かない。 温かいふろに入って体を温めよう。 時はたちまち過ぎて、もう夜になった。 小さな…

曇り空にわずかな青空。 一週間ぶりの晴れ間だから、とってもありがたくなる。 曇り空の上空は青空がひろがるという。 ここは雨雲に閉ざされた世界。 雨はやっと上がって、晴れ間が見えてきた。 そうだ、君が住む街まで、歩いてみよう。 青空を見上げながら…

やり残したこといっぱいあるけど、今でもまだ間に合うかな？ 時間はどんどん過ぎて、何もしないままここまで来た。 今でもまだ間に合うかな。 あれは本当の約束だったのか？ 思い出ははかなくて、すべては幻に思えてしまう。 人生を一日に例えるなら、もう日…

もう二度と会えないけど、目をつぶってあなたを思えば、 あの頃のあなたに会いに行ける。 今日はため息をつきたくなるような疲れた日だった。 こんな日には、あなたに会いに行こう。 明るく輝く笑顔に包まれ、心は満たされていく。 そんな日々が奇跡だなんて…