言葉

どこかで聞いたような言葉を書き連ねる。 だれかの思考をなぞっている。 当たり前すぎる挨拶を交わしている。 誰もそれ以上のことを望んでいない。 時間がたちすべてのことは風化する。 生きていたこと 悲しんだこと 苦しんだこと 笑ったこと 思い出だけが残り 思い出ももはやどこか遠くに置き去りになった。 せめて言葉だ…