2016-01-04 空白 詩 何もない場所、何もない時間。空白は空白のままじゃいけないのかな。すべてに言葉を与え、すべてに意味を与えようとする。沈黙は沈黙のままで。すべてに答があるとは限らない。大きな息をして、見えていなかったものを見つけてみよう。そう、そこには初めからあったんだ。でもいつのまにか見えなくなっていた。豊かに流れる時間に気がつかないふりをしていたけれど、きっと怖かったんだろう。認めてしまえば空虚さに耐えられなくなる。宇宙の空白。生命のつながり。流れ行く時間。 すべてはうたかたの夢。