冬のライブ

見ている。

見られている。

 

ステージからは一対多。

客席からは多対一。

でも自分の中では一対一。

 

勝手に好きになり、

勝手に期待し、

勝手に聴き続け、

勝手に会いに行く。

偶像ではないことは分かっている。

ただ、同じ時代に生き、

同じ場所にいられることを貴重に思う。

 

ホットにしてクール。

熱いステージ。

でも没入するほど、クールになっていく。

近いほど、遠い。

どれだけ遠いのか、この距離。