中身は何もない

単純さにあこがれる。

 

曲がりくねった難解さで中身がありそうと思われるより、

中身が何もないと思われるほどわかりやすくありたい。

複雑さに耐え切れないのは、心が弱くなっているから?

記憶力が落ちているから?

でも不要なものをそぎ落としていったら明快になる。

どんどん単純になる。

 

灰色の領域も保ちながら暮らしていかざるをえないのが人生。

だからこそ単純さにあこがれる。