もうひとつの人生

高校生の時の通学路にある公園のベンチに座って、

もうひとつの人生を考えた。

役所勤め、教員、同級生たちの多くが選んだ人生。

そして、またひとつ奨められた道。

いずれも選ばず自分で進もうとした道もやめてしまった。

現在も過去も陸続き。

結局自分が不器用に選んだ道を歩くしかなかった。

でも思う、何を得て、何を失ったのか。