疲れ

始発電車に行列を並んで争って着席をするほど疲れていない。
でも電車で三十分あまり立ち続けるのもしゃくで
結局争うように着席。
このいつまでたっても拭えない疲れは心の疲れか
体の疲れか。
わからないまま何年も過ぎ
痛みのために
だるさのために
薬を飲むことなく
温泉に行くことなく
マッサージを受けることなく
アルコールで紛らわすことなく
ただ時々自分の体を撫でている。