迷い

恥多い人生。

迷いさまよい

辿りつく先は一体どこ。

恰好つけようもなく

平凡でありたかったのか

平凡を嫌っていたのか

それもわからないほど

日々を殺して生きてきた。

 

文字を綴ることさえ

てらいになることを嫌い

日常を描くこと以外

ずっと書くことはできなかった。

 

書くことは

ループ階段を登るようだ。

くだくだしく

同じことを繰り返している。

でも生きていくことは

繰り返し。

 

迷いながら生きている。

そこからは逃れられない。