創作

詩作については構えて書くのではなく一瞬で降りてくるものを書き下ろす感じで書いている。いつか小説を書きたいと思いながら、未だに一行すら書いていない。たまに一瞬に構想というべきものが降りてくるが、すぐに飛び去り雲散霧消する。どうしてもこれが書きたいというものが出てこないのだ。何が足りないのか、集中力なのか、執念なのか。このままでは書かないままになってしまうだろう。読書は割とするが、そのうちの小説を読む比率は少ない。書きたいのなら、評価を気にせず、とにかく書くことが必要だろう。詩もそうだが、長いものは書けないので、短い話を書きたい。寓話でも童話でもショートショートでもいい。多分、理詰めの話を書いても面白くもなく、自分に向いてもいないので、意識下にある話を引き出すことになる。簡単にはいかない。

暑い夏の昼下がり

言いたいことあったっけ

食べたいものあったっけ

歌いたいことあったっけ

行きたいところあったっけ

買いたいものあったっけ

 

外出から帰り

汗だくとなり

危うく熱中症

いろんなことは思考停止

この夏を乗り切ることだけを

生き延びることだけを

考えていた

 

避暑地に行くことなど

思いは及ばず

室温は三十三度

心配には及びません

死ぬよりはましと

エアコンかけた部屋で

涼んでいます

それ

足りない

足りない

埋め合わそうにも

それはひどく

手が届かないどころか

遠いところにある

 

いつまで経っても

それはひどく遠いどころか

ますます遠ざかる

もはやそのことが

安心な気さえしている

私はそれを静かな場所で

思っていた

信号

渡る前に信号が点滅

待つのか

慌てて渡るのか

気まぐれに

ある時は走り

ある時は悠然と見送る

心境の違いがよくわからない

慌てて渡っても得はない

ただ待ちぼうけを嫌っているだけだ

どこまで行っても

この体からは逃げられない

ならばどこにいても

何をしても同じことだ

開き直れば

慌てる必要などどこにもない