2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

王様は裸だ

梅雨明けて 豪雨 酷暑 台風 異常気象のオンパレード 余りに多くの不穏な気候人間界も 従来の常識を疑うような 事件が相次ぐ 冷笑的態度は 終わりにして 旗幟を鮮明にしたい 与えられるだけでは 済まされない 歴史のまっただ中に 立たされている 黙っているだ…

風景

朝の通勤路 雑草は繁茂し 盛り返した夏の じっとりとした風に揺れる 電車に遅れないように いつもの早歩き 長い階段を上り 駅舎は高架の上 淀んだ空気の中 心臓はドキドキ 夏バテというのか 夏の疲れはピーク 帰り道 定時に帰っても 日に日に日暮れは早まる …

生きている

あわてるな。 きみが生きている というだけで それは 過去から 連綿と 続いた 生命の リレーの 証。 それを幸運と 呼ばず 何と呼ぼう。

創作

詩作については構えて書くのではなく一瞬で降りてくるものを書き下ろす感じで書いている。いつか小説を書きたいと思いながら、未だに一行すら書いていない。たまに一瞬に構想というべきものが降りてくるが、すぐに飛び去り雲散霧消する。どうしてもこれが書…

暑い夏の昼下がり

言いたいことあったっけ 食べたいものあったっけ 歌いたいことあったっけ 行きたいところあったっけ 買いたいものあったっけ 外出から帰り 汗だくとなり 危うく熱中症 いろんなことは思考停止 この夏を乗り切ることだけを 生き延びることだけを 考えていた …

転々

次々と捨ててきた 捨てたつもりで 捨てられていたのでは 無かったか あの土地も あの場所も 居場所はどこにある どこでも無いどこかを 探し続けて もはや行く場所なんか無い