2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

言葉

言葉は、 音楽を聴いた時、突然どこかに誘われる。 言葉は、 自然に触れた時、軽やかに駆け巡る。 言葉は、 昔を思った時、多くのものを手繰り寄せようとする。 言葉は、 感情が波だった時、湧いてくる。 言葉を残したい、 でもすぐ自分の元を離れ、旅立って…

闘い

あなたの、世界との闘いはいつまで続くのだろう。繰り返す生活の中で、味方なんていなく思えて、アドレス帳に知り合いは増えても真の友達はいない。家族と暮らしていても心の隙間は埋まらず、都会で暮らしていても関わりのない他人が大勢いるばかり。孤独を…

ブログ

ずっと止まったままのブログの更新。 きっと現実世界との闘いに忙しいのだろう。 でも無気力になっていなければいいけれど。 いつも元気なんて無理だ。 誰だってどうにか折り合いをつけて生きている。 そしてあなたが思うより、もっと世界は繋がっている。 …

あなたに

大人なのに子供のように頼りなく見える。 いい大人なのにね。 調子いい時も、悪い時もあるさ。 今は立つのがやっとに見えても、 嵐の中をやり過ごしているんだろう。 心の中の嵐は他人からは見えにくい。 やり過ごしていれば、いい日もいつか訪れる。 あなた…

冬服

春の日差しが眩しい。 こんな天気に、冬服着るのは野暮ったいことは分かっているけど、 冬の間に染み付いた臆病さから抜け出せない。 昨日は思い切って上着を脱いで散歩したら、風は強いし、 帰り道は冬空になって寒かったよ。 桜が咲いたというのに明日から…

言葉の力

言葉の力って強いよね、 すごいよねって語り合ったあの人はもういない。 ずっと年上だったあの人の歳をすでに追い越してしまった。 一番文章を見てもらいたかったのは、 あの人にだったかもしれない。 「やっと少しづつ文章が書けるようになりました。 言葉…

沈黙

飲み込んでしまった言葉はどこに行くのか。 押し込めた感情はどこに行くのか。 美しいと思った。 人を恨んだ。 疲れた。 無理だと思った。 憧れた。 伝える相手もなく、伝える意味もない。 過ぎ去った時間。 あやふやな記憶だけ残り、共有する相手もいない。…

過ぎゆく日々

一瞬にすぎてしまう一日。 これを三六五日重ねて、 さらにそれを数十回繰り返せば必ず終末へ。 あまりの刹那に唖然とする夜もあれば、 それで労苦から解放されるという救いを見る日もある。 平均寿命を生きられる保証もない。 だから会いたい人に会うのだ。 …

眠り

眠り、起きの繰り返し。 それは無数の死と生を思わせる。 今日の生にこだわらなくても、明日にはまた蘇る。 もしかしたら別の生に生まれ変わっているかもしれない。 さてあなたはよく眠れましたか?

もっと光を。

道路のすぐそばに、植えられた杉林。 幼樹のうちはきままに育った。 成長につれ枝葉を伸ばす余地がなく、下葉は白く枯れた。 すぐ隣の樹が邪魔をして、十分な光が当たることがない。 まっすぐ上にだけ伸びて光を求める。 間伐のコストが合わず、放置されたま…

記憶

三月の一日一日が過ぎていく。 別れが辛すぎて時が止まればいいと思った。 それはかなわぬ夢。 こだわる気持ちに関わりなく何気なく過ぎていく日常。 毎日聞こえるカウントダウン。 過ぎてしまえばその日々さえも遠い幻のような覚束なさ。 記憶すらも妖しく…

友よ

小学校、中学校と同じ教室で過ごし、同じ部活動をする。 あの暗黒時代を一番身近に感じていた存在。 君は母親を亡くし、もっと心が波だっていただろう。 温厚な君と、おもいっきりケンカになったことがあった。 ぼくの言ったことがからかいに聞こえた君はひ…

光の中へ

三月の明るい陽射し。 光の中へ。 光の中へ。 足取りも軽く、前へ前へと駆け出したくなる。 重い上着を脱ぎ捨て、走りだそう。 頑なだった心も軽く、光の中に溶けだしそう。 長い冬にじっと待ちぼうけにしていた事や、 ずっと遠くに感じていたこと。 春の光…

あきらめていた。 いつまでも中途半端な夢を持つとつらいから。 でも自分の中に微かな火種を見た。 見なかったことにしたら本当に生きていることにならないという声を聞いたんだよ。 夢は夢のままかもしれないけど、 まず自分を信じることから始めようと思っ…

手紙

あなただけに読んでもらいたくて書いた手紙。自分だけに語りかけるために書いた日記。自己紹介のために書いたクラス文集。親睦のために書いた学生寮の文集。目的不明、国語力アップ?のためのサークル文集。生活記録のためのブログの文章。いろいろ書いた。 …