今日も命の火を燃やす 燻らないように 一度に燃え尽きないように 空気の通りよく すこしづつ燃料投下 煙突から見える 煙の色を確認 かまどが温まれば 後は低空飛行
繰り返す 波のように 生活は 季節は 繰り返す 嵐があり 凪があり ひとところに とどまらない
行方が定まらないのに どこにも届くことはできない この体は この言葉は どこへ向かっていく
あの冬はどうやって息をしていたか 思い出すこともできぬまま 厳しい寒さの冬を暮らしている
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