花は散った 今は幻 影を追わず 再び咲くのを 今は待つ 来たる季節を ただ信じて
皆が月を眺めていた夜 やはり私も月を眺めていました この空と あなたの眺める空と つながっていて 同じ月を眺めていたのです そのことがただ嬉しかったのです
谷間の霧が 朝日とともに 駆け上がり 畑を森を舐めるよう 空を流れる雲 谷を這う霧 そのダイナミズムが 心を揺さぶる どこへ還る どこへ行く
昨日の雨は上がり 山肌に霧が流れ 霧が晴れると 青空に雲は流れ そして 西の山に 日が沈み やがて夜の 帳が降りるのです
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