平等
お金を持っていても胃袋は一つ。
おなか一杯になったらそれ以上は食べられない。
お金を持っていても体は一つ。
気持ちはあちこち行きたくても一度にできるのは一つのこと。
お金を持っていても一日は一日。
朝は誰にもやってきて夜は誰にも訪れる。
お金を持たなくても腹が減るのは同じ。
おなか一杯になったらそれで幸せ。
お金を持たなくても命がある幸せ。
お金の前に命がある。
お金を持たなくても流れる時間の豊かさ。
日々は過ぎ季節は巡る。
そして誰でも歳老いる。
そしてまた生活のためにお金を稼ぐ。
お金を稼ぐありがたさと共に圧倒的な平等を考える。
あくせくした毎日。
この平等を考えないとやりきれないこともあるんだ。