2018-08-22 風景 詩 朝の通勤路 雑草は繁茂し 盛り返した夏の じっとりとした風に揺れる 電車に遅れないように いつもの早歩き 長い階段を上り 駅舎は高架の上 淀んだ空気の中 心臓はドキドキ 夏バテというのか 夏の疲れはピーク 帰り道 定時に帰っても 日に日に日暮れは早まる もはや街路の電灯は明るく灯り 青空には星が点る 雑草に吹き付ける風 川に流れる水はただ流れゆく