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うどんと男

月曜日、うどんを食べていた。

 

お盆を持って空席を探すと、

隣はすごく疲れた男が座っていた。

 

片肘をついて、

食べあぐねているように

ため息をつきそうにうどんを食べている。

 

いま思えば、

食欲がなかったのか、

仕事の悩みか、

胃でも悪いのか?

 

醒めた目で見ていたが、

傍から見ると男と自分を

分けるものは何もない。

 

同じだ。

疲れた男。

 

いつものように、

そそくさと食べ、汁を飲み干し、

席を立つ。