ハダカ

服をどんどん取り替えても

脱いでしまえばただのハダカ

宝石、装飾品身につけても

外してしまえば身を飾るものはない

ハダカでいたい

ハダカでいたい

いつだって

 

格好つけたって

飾りあるほど

目が曇り

心がおぼつかなくなる

いつだって

いつだって

ハダカでいたい

コミュニケーション

わたしとあなたの目が合った
あなたの声は聞こえ
あなたの姿は見えるけど
声は一方通行で
こちらの声は届かない
私の姿もあなたには見えない
その軽さで成り立つ
コミュニケーション
思いは積み重なる
いつまで経っても
軽いままで

秋の夕暮れ

雨が上がり少しの青空

窓際で読書

動画配信も聴いている

さっき昼ごはん

間食にホットケーキも

例によってウトウトしながら

瞬く間に時間は過ぎる

何回同じことを繰り返すんだろう

それでいいとも残念だとも

言いようが無く

また来週は夕暮れが早く

更に涼しくなるのだ

夕暮れに鳥の鳴き声

電車の音

もう暗くて本は読めない