詩とは何か

照れ臭くてとても言えないことを
自分から少し離れた場所にいる
もう一人の自分が語っている。

自分であり自分でない不思議な存在。
すでに言葉はそこにあり
それを引き出すだけ。

遠い過去も
いつか訪れるだろう未来も
時空を超えてひとつになっている。

言葉は削られ
どうしても語りたいことだけ
語りたい。

そして今日も詩を書く。