繰り返し

失敗というなら
どこまでさかのぼればいいのか

残念ながら
どこまでさかのぼっても
愚かさから逃れられず
あれもこれも
自分は自分でしかなかった

ただ可能性を信じ
未来を望むも
足がすくみ
迷い続ける

老い
流れた時間は
無情にも
淡々と
おまえはおまえだと
そう告げていた