時は過ぎて

いつまでも無邪気で居たかったのに

 

あなたの前では無邪気で居られた

そんな時間がいつ迄も続けばいいと思った

夢見るような楽しい時間

ああ無情に時は過ぎてゆく

 

壊れる前に壊そうか

いっそ浸り尽くせば

飽きようか?

 

いつまでも無邪気で居たかったのに

時間がすべてを

押し流していく

あなたの優しい声や

優しい顔にさえ

輪郭が無くなっていくんだ

 

それを何度も何度も手繰り寄せる

つなぎとめる細い糸は

今でもまだつながっているのかな