2023-03-11 雪 詩 純白の降り積もった雪も 日が経てば泥で薄汚れ 溶けて踏み固まれ 同じ形で留まることはない ある瞬間の記憶だけ 取り出し懐かしむ その奥には多くの 取り出されもしない 記憶が積み重なる