眠れない夜がある 気がかりなことが 繰り返し繰り返し脳裏に浮かぶ 泥舟が沈んでいく 坂道を転がり落ちていく 危ういバランスが崩れていく 老いの加速が重苦しい 不安ばかりが頭をもたげる 決して時計は見ない どうなるものでもないから ついには新聞配達の…
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