夢想

私は夢想する

いつか

この地を飛躍して

全てがつながり

大きなものへと

小さな自己を

乗り越える日を

 

それは

若き日の空想とは違い

なにがしかのあきらめと

生の熟成とも言える何物かを

含んでいる

 

きっと

その日はやってくる

 旅立ちの日から

それを

ずっと

願ってきた